「ストレングスファインダーも好きだけれど、ホロスコープにも興味がある」
「どちらも自己理解に使えそうだけれど、一緒に見ると何が分かるのだろう?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
私は、Gallup認定ストレングスコーチとしてCliftonStrengthsを扱う一方、ホロスコープも自己理解のための一つの視点として使っています。
私が大切にしているのは、
どちらが正しいかを決めることではありません。
二つの異なる視点から自分を見てみることで、一つだけでは言葉にならなかった自分が見えてくることがあります。
ストレングスファインダーは、現在はCliftonStrengthsという名称
まず言葉を整理しておきます。
一般に「ストレングスファインダー」と呼ばれてきたGallupのアセスメントは、現在はCliftonStrengths(クリフトンストレングス)という名称になっています。
CliftonStrengthsでは34の資質があり、自分に自然に表れやすい思考・感情・行動のパターンを理解する手がかりになります。
ただし、
「上位だから必ず長所」
「下位だから弱点」
と単純に考えるものではありません。
同じ資質でも、場面や使い方によって、自分を助けることもあれば、扱いにくさとして表れることもあります。
だからこそ、資質名を知るだけでなく、
「実際の自分の人生では、この資質はどんなふうに表れているのか」
を見ることが大切だと私は考えています。
ホロスコープは「別の言葉で自分を見る」ための視点
一方、ホロスコープでは、生まれた日時や場所から天体配置を出し、占星術という枠組みの中で、その人の性質や傾向を読みます。
私は、ホロスコープを未来を断定するためには使いません。
また、
「星にこう書いてあるから、あなたはこういう人です」
と決めつけるためのものでもありません。
むしろ、
「こんな見方をすると、自分のこれまでの経験はどう見えるだろう?」
と考えるための、もう一つの言葉や視点として使います。
二つを重ねると「重なるところ」と「違って見えるところ」が出てくる
では、ストレングスとホロスコープを一緒に見ると何が起こるのでしょうか。
私が特に注目しているのは、
重なるところと、
違って見えるところです。
たとえばCliftonStrengthsから、
「新しいことを考えることが自然」
という特徴が見えていたとします。
ホロスコープからも、新しい世界へ向かうことや自由を求める傾向が見えるなら、
「やっぱり、これは自分にとってかなり自然な性質なのかもしれない」
と腑に落ちることがあります。
これが重なるところです。
一方で、
ストレングスでは慎重さが見えるのに、ホロスコープでは自由さや大胆さを感じさせる要素がある。
そんなふうに、違って見えることもあります。
でも、ここで、
「どちらかが間違っている」
と考える必要はありません。
仕事では慎重に振る舞っているけれど、本当はもっと自由に動きたいのかもしれない。
若い頃と今では、自分の使っている面が変わったのかもしれない。
場面によって、違う自分を自然に使い分けているのかもしれない。
そこから、新しい問いが生まれます。
「矛盾を見つける」ことが目的ではない
ここは大切なところです。
ストレングスとホロスコープを組み合わせるからといって、必ず「矛盾した自分」を探すわけではありません。
二つの視点がよく重なる人もいるでしょう。
違いがはっきり見える人もいるでしょう。
大切なのは、結果同士を比較して正解を出すことではなく、
それを実際の人生経験と重ねることです。
「確かに、自分にはこういうところがある」
「これは仕事では出るけれど、家ではあまり出ない」
「昔は嫌いだったけれど、今なら少し違って見える」
そうした本人自身の経験が入って初めて、自己理解が深まっていきます。
「強み」だけを知ることが自己理解ではない
自己理解というと、
「自分の長所を見つける」
ことをイメージするかもしれません。
でも私は、それだけではないと思っています。
「どうして私は、こんなことにこだわってしまうんだろう」
「もっと普通にできればいいのに」
「この部分はなくしたい」
と思ってきたものも、自分の一部です。
過去にストレングスとホロスコープを組み合わせて対話した方の中には、それまで「なくしたい」と感じていた自分の性質について、
「倒すべき敵ではなく、自分の中の仲間として見ればいい」
という捉え方に変わった方がいました。
自己理解が深まることで、
「これも自分なんだ」
と思えることがあります。
私は、そこに自己理解のおもしろさがあると思っています。
私自身も、二つの視点から自分を見てきた
私自身、最初からストレングスやホロスコープを上手に使えていたわけではありません。
初めてCliftonStrengthsの34資質を見た頃は、人間関係構築力の資質が上位に少ないことから、
「自分は教師に向いていなかったのではないか」
と考えたことさえありました。
今振り返れば、資質を自分に貼るラベルのように使っていたのだと思います。
その後ホロスコープと出会い、「型にはまりたくない」「自由でいたい」と感じる自分について、それまでとは違う言葉で見ることができました。
そこで感じたのは、
新しい自分を発見したというより、もともとそこにいた自分を理解できた
という感覚でした。
その後Gallup認定ストレングスコーチとして改めてStrengthsを学び、
強みも、星も、
人を決めつけるためではなく、自分を理解するために使えばいい
というところで、自分の中では二つがつながりました。
「今の自分」と「生まれ持った自分」を、二つのレンズから見る
私は現在、
CliftonStrengthsを「今の自分」を見るレンズ、
ホロスコープを「生まれ持った自分」を見るレンズ、
として扱っています。
もちろん、Strengthsが完全に後天的で、ホロスコープが絶対的な本質だという意味ではありません。
あくまで、自分を立体的に見るための二つの視点です。
私が大切にしている言葉があります。
重なるところから、自分らしさが見えてくる。
ズレるところから、まだ知らなかった自分が見えてくる。
一つの見方だけで自分を決めない。
二つの見方も、最終的には自分自身の人生経験に戻してみる。
そのプロセスによって、
自己理解 → 自己受容 → 自分自身への優しさ
へつながっていくことがあります。
ストレングスとホロスコープを一緒に見てみたい方へ
私は、
「強み×星」
今の自分と、生まれ持った自分を読み解く自己理解セッション
という60分の個別セッションを行っています。
CliftonStrengths 34資質とホロスコープを別々に解説するのではなく、
二つを重ね、これまでの人生経験と結びつけながら、自分自身への理解を深める時間
です。
「このままでいいのかな」と立ち止まっているときにも。
逆に、
「人生が、次のステージへ動き始めた気がする」
というときにも。
一度、自分自身について深く見てみたい方は、詳しい内容をご覧ください。
ストレングス×ホロスコープの自己理解セッション「強み×星」を見る
よくある質問
ストレングスファインダーとCliftonStrengthsは違うものですか?
現在の正式名称はCliftonStrengthsです。以前「ストレングスファインダー」として知られていたGallupのアセスメントが現在の名称へ変更されています。
ホロスコープで未来を占うセッションですか?
いいえ。未来を断定したり、人生の選択を星に決めてもらったりするものではありません。自己理解のための一つの視点として扱います。
ストレングスとホロスコープの結果が違っていたらどうしますか?
どちらかを正解にする必要はありません。「なぜ違って見えるのだろう」と実際の経験に戻って考えること自体が、自己理解の材料になります。




















