10月の国語の授業記録です。
2年生の物語文「お手紙」。
指導計画(全8時間)
第1時
・全文を通読する。
・登場人物を確かめる。
→かえるくん、がまくん、かたつむりくん。
「中心人ぶつはだれ?」「たい人ぶつ(あいて役)はだれ?」
・おおまかなすじをとらえる。
→挿絵の並べ替え(4枚程度)
→「だれが どうした」場面か?
・初めの感想を書く。
第2時
・児童の感想をもとに、読みのめあてをつくる。
「がまくんは最初かわいそうだったけど、お手紙をもらえてよかった」
「かえるくんはやさしいな」
「しゅ人こう(中心人ぶつ)は○○だと思う。りゆうは・・・」
→「お話のさいしょとさいごで気持ちが大きく変わるのが中心人ぶつでしたね。どっちの気持ちが変わるのか、くわしく読んでいきましょう」
第3時 1場面を読む。
「がまくんのかなしい気持ちがわかるところを見つけよう」
→書き込みの仕方を確かめる。(使ったワークシートは→こちら!)
・かえるくんの気持ちがわかるところにサイドラインを引く。
・どのようにかなしいのか、想像してくわしく書く。
・特に気持ちのわかる言葉をかこむ。
第4時 2,3場面を読む。
「かえるくんのやさしいところを見つけよう」
→1場面で、かなしい気持ちがわかるところは青色のサイドラインを引いた。ここでは、色を変えて黄色でサイドラインを引くことにした。
第5時 4場面を読む。
「二人の気持ちをそれぞれ読み取りましょう」
→がまくんのかなしい気持ちが分かるところ・・・青色、書き込み
かえるくんのやさしいところ・・・黄色、書き込み
第6時 5、6場面を読む。
「二人の気持ちをそれぞれ読み取りましょう」
→「青でも黄色でもない気持ちが出てきます」
→「赤色でサイドラインを引きましょう」
→「がまくん」
「がまくんの気もちは、なぜ青(かなしい)から赤(うれしい)にかわったのでしょう?」
→「がまくんは、さいしょはお手紙をもらえなくてかなしかったけれど、かえるくんがすてきなお手紙を書いてくれたので、うれしいきもちにかわった」
「かえるくんが書いてくれたお手紙に、『しんあいなる がまがえるくん』や『ぼくは きみがぼくのしんゆうであることを うれしく思っています』と書いてあったから」
「がまくんの気持ちが、大きくかわったのは何ばめんですか?」
「1つの物語の中に、がらりと変わるものもあれば、さいしょからさいごまでずっとかわらないものもあります。この物語でずっとかわらないものは何ですか?」
→「かえるくんのやさしい気もち(黄色)です」
第8時 学習のまとめ
・学習用語を振り返る。
・脇役の面白さを読み取る。
「お手紙をとどける役として、かたつむりくんは ふさわしかったのかな?」
→「4日かかったけど、しあわせな時間が長く続いたので、よかった」
・終わりの感想をまとめる。
投稿者プロフィール
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誰もが自分の個性や才能を生かして、望む人生を自由に生きられる社会の実現を目指しています。今まで教育に携わりながらコーチング、心理学、カウンセリング、占星学、学習法など、個人の成長や能力開発に関わることを学んできました。このブログで発信する情報が、自己理解や他者理解を深めるきっかけの1つになれば幸いです。
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