今日は国語の授業の話。
・・・といっても、ゆるく書きます。
本気で国語を勉強したいと思っている教師は、きっとブログではなく書店で専門書を買ったり、研究会に参加したりしているだろうから、笑
そのほうが忙しい教師にとっては圧倒的に早いのです。
スマホ片手に息抜きしようとしているときに、授業の専門的な話をブログで読みたいと思っている人は少ない!でしょう。
・・・なので、ゆるく書きます。
ゆるく書きますが、小学校教師は読んでおいてソンはないです。
(国語を教えない担任教員はいないから。)
教科書編集委員で筑波大学附属小学校の桂聖先生が以下のことを主張されています。
国語の「読み」の授業には3つのレベルがある。
レベル1は、どうでもいいことをやっている授業。
レベル2は、大事なことを、難しく教える授業。
レベル3は、大事なことを、楽しく学べるようにする授業。
レベル1とは、国語科として何の力もつかない授業。
活動あって学びなし。
楽しそうな言語活動はしているものの、それによってどんな力が付いたの?という授業です。
教材研究をする間もなく授業に突入してしまったらこうなります。校内にこんないい加減な先生いませんか?
レベル2は、教材研究もして付けたい力も一応はっきりさせているんだけど、それを真正面から扱いすぎて重~い空気が流れている授業。
教材にしかけとか、展開に工夫がないわけです。
子供が消化不良を起こしていることもあります。
「先生が大事だっていうから一応理解したけど、あんまり楽しくない」こんな子供の本音が聞こえてきそうです。
レベル3は、つけたい力が明確になっていて、子供が楽しく学んでいるうちに力がいつの間にか身に付いている授業。
これが理想ですが、レベル3の授業ができたと自信をもっていえるのは、一年間授業をしていても何割かです。
桂先生はレベル3の授業をするために、授業のユニバーサルデザイン化(焦点化・視覚化・共有化)を提案されています。
国語って奥が深いですね。
桂先生のブログはこちら。
投稿者プロフィール
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誰もが自分の個性や才能を生かして、望む人生を自由に生きられる社会の実現を目指しています。今まで教育に携わりながらコーチング、心理学、カウンセリング、占星学、学習法など、個人の成長や能力開発に関わることを学んできました。このブログで発信する情報が、自己理解や他者理解を深めるきっかけの1つになれば幸いです。
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