経済評論家の勝間和代さんが同性のパートナーと一緒に暮らしていることを公表し、メディアで話題になりました。公表するかどうか随分悩んで、公表後は多くの祝福に涙したという記事を見て、大きな葛藤があったのだろうなぁ・・・と思いました。
勝間さんもご自身のメルマガで言っているとおり、本来は「カミングアウト」という言葉がなくなるくらい自然なことになればいいと思います。まだそうなっていない社会だからこそ大きな勇気が必要だったのでしょう。
それにしても今回の報道に触れ、私は勝間塾生として本当に勝間さん(塾長)のことを誇りに思いました。私も勝間さんのように自分の心に正直でありたいと思いました。
その一方で、連日報道されている大学のアメフト部の一件。
嘘に嘘を重ね自分を正当化しようとする姿は本当に見ていて見苦しいものでした。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』という本に次のような一節があります。
自分への裏切り
1 自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。
2 いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
3 周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目がゆがめられる。
4 したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱に入る。
5 ときが経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格と見なすようになり、それを持ち歩くようになる。
<自分の小さな「箱」から脱出する方法 (大和書房)アービンジャー インスティチュート著>
ここで出てくる「箱」=自己欺瞞(じこぎまん)のことです。
コトバンクによれば自己欺瞞とは、「自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること」です。
・・・そういえば自己欺瞞という言葉を知ったのも勝間さんの著書からでした。
ググってみると、勝間さんの昔のこんなサイトが出てきました。
もしかしたらようやく「箱」から出られつつあるのかもしれません。
きのうのブログに書いたことと重なりますが、自分への戒めとして書いておきます。
自分で自分を知ることの限界を自覚し、身近な人からフィードバックをもらえるようにすることが大切です。
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誰もが自分の個性や才能を生かして、望む人生を自由に生きられる社会の実現を目指しています。今まで教育に携わりながらコーチング、心理学、カウンセリング、占星学、学習法など、個人の成長や能力開発に関わることを学んできました。このブログで発信する情報が、自己理解や他者理解を深めるきっかけの1つになれば幸いです。
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