岡山の公立小の子供と東京の子供の違いの1つが、中学受験が身近にあるかどうかです。
岡山でも公立から中学受験をする子はいますが、東京のほうがその比率は高いです。
小3~4くらいから学習塾に通い始め、小6の3学期になると受験のために学校を長期欠席するというケースも珍しくありません。
中学受験に向けて学習をしている子の中には、学校の教科書レベルではつまらないという子も多くいます。
学校ではどの教科もそうですが、ただ知識やスキルを身に付けたり、正解を出したりして終わりではなく、考えを図や文章でまとめたり、それを伝え合う活動を重視します。そうすることで思考力や表現力がつくととらえているからです。
しかし、そうした活動に対する子供の反応は2つに分かれていて、意欲的に取り組む子もいれば、一方で「めんどくさい」「正解さえ出せればいい」といってあまり関心を示さない子もいるのが現実です。
子供のそういった固定観念(思い込み、執着)をいかに手放させるかがポイントです。
また、「もう分かっているからつまらない」という子もいる一方で、「分からないから勉強はつまらない!」という状態が長く続いている子もいます。
どんな固定観念であっても、なぜそのように無意識に執着するかというと、過去の成功パターンだったり、自分を守ってくれたりするものだからです。
本当はその思い込みを手放せたときに成長できるのですが・・・
成長を妨げるような固定観念をもっている子に対しては4つの質問が有効です。
1 どうしてそう思うの?
2 (1の答えに対して)本当にそうなの? そう言える根拠は?
3 そう思い込むこと(その固定観念をもつこと)のメリットは何?
4 そう思い込み続けることで1年後(3年後、5年後)何を失う?
思い込みを手放すことができたら、次は学習することにエンパワリング・ビリーフ(自分を力づけるような思い込み)を紐づけられるといいのですが、これはまた別の機会に。
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誰もが自分の個性や才能を生かして、望む人生を自由に生きられる社会の実現を目指しています。今まで教育に携わりながらコーチング、心理学、カウンセリング、占星学、学習法など、個人の成長や能力開発に関わることを学んできました。このブログで発信する情報が、自己理解や他者理解を深めるきっかけの1つになれば幸いです。
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