3年生 国語 物語文「まいごのかぎ」実践記録(一部ワークシート・センテンスカードあり)

勤務校はようやく夏休み。

4月1日からの連勤は113日でようやく途絶えました。笑

 

さて、夏休み前の国語の実践記録を。

平成25年度以来、9年ぶりに担任した3年生。

国語の教科書も随分変わりましたね!

 

「まいごのかぎ」は新教材で、3年生担任6回目の私も初めて教える物語文。

 

東洋館出版「授業UDを目指す全時間授業パッケージ 国語3年」桂 聖 (著, 編集), 小貫 悟 (著, 編集), 川上 康則 (著, 編集), 日本授業UD学会 (著, 編集)を参考に授業作りをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<指導計画>

全6時間

1時
・通読
・あらすじを確かめる(挿絵の並べ替え)
・初発の感想交流(一番おもしろかったところは?)

2時
・「りいこが見つけたかぎあなは、全部でいくつ?」
→4つ。
・物語を5つの場面に分ける(1場面は「前話」+4つ=5つ)

 

 

3時
比喩擬人法による表現の面白さを味わう
(へんなところはどこ? クイズ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

用意していたセンテンスカードを全部出した後でこう発問します。
「先生はどうして青色と赤色に分けたのかな?」

 

 


 

2つの学習用語を押さえた上で、「作者はなぜ、たとえや擬人法を使ったのかな?」と問いかけ、使わなかったときの文と比較してその効果を考えさせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

4時
・りいこの人物像をとらえる(りいこはどんな女の子かな?)


 

またまた「へんなところ」があることに子供たちは気付きます。
今回はダウト文(間違った箇所のある文)は私が考えました。

 

 

「ドヤがお」なわけないよね~

 

 

 

 

 


 

 

 

ここまで来ると教室が笑いの渦です。


 

 

 

ダウト文がだんだんエスカレートしていってしまいました。笑

 

 

 

 

子供たちに着目させたい言葉をわざと間違えているので、楽しみながらりいこの人物像に迫っていくことができます。

中心人物・りいこの人物像は、物語の初めの場面(前話)でしっかりと描かれていることに気付くことができました。

 

 

5時
・りいこの心情をプラスかマイナスで考える

 

 

 

 

中心人物が初めと終わりで変化することは既習です。
今回は、プラスからマイナスに変わったのか、マイナスからプラスに変わったのかを考えました。

 

 

りいこの気持ちが最初はマイナスだったのが、最後の場面でプラスに変わったことをみんなとらえることができました。

6時
・終わりの感想を書き、友達と交流する。

 

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masaki
誰もが自分の個性や才能を生かして、望む人生を自由に生きられる社会の実現を目指しています。今まで教育に携わりながらコーチング、心理学、カウンセリング、占星学、学習法など、個人の成長や能力開発に関わることを学んできました。このブログで発信する情報が、自己理解や他者理解を深めるきっかけの1つになれば幸いです。
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