「第3回 夢の国語授業研究会」に参加してきました。

昨日、筑波大学附属小学校で行われた「夢の国語授業研究会」に参加してきた。

筑波大学附属小学校の研究会に参加するのは1年ぶり。

 

参加の目的は、新学習指導要領のキーワード「深い学び」の捉え方を自分なりにより明確にすること。

 

午前中はワークショップ2本。

新学習指導要領に対応した国語授業づくりのポイントや言語活動のアイデアを学んだ。

 

午後は公開授業2本。

1本目は1年生の説明文。1学期の「はたらくじどう車」の学びを活用して「いろいろなふね」の構造を読んでいくというものだった。

2本目は4年生の物語文。「ゆうすげ村の小さな旅館」と「宙飛ぶネズミの大冒険」の2作品から、登場人物の名前のおもしろさを味わわせる授業だった。

 

こうして公開授業を見ておくよさは、自分が授業をするときのアイデアが得られること。

公開授業の指導案通りに再現することはなくても、少しやり方を変えて実践したり、インスパイアされたことをきっかけに新たな授業を開発したりできること。

 

最後は二瓶弘行先生の講演。

講演というより模擬授業に近かった。

金子みすゞの詩「ふしぎ」の模擬授業。

「ふしぎ」で学んだ詩の読み方を活用してもう一編の詩を読むことで、子どもはより深く読めること、さらに、子ども自身が読み方のよさが実感できることを学んだ。

このようなつながりこそ「深い学び」なのであろう。

子どもが自身の学び方のよさを自覚し、意味づけ、それを日常の生活で実際に使ってみようとする姿が、われわれのめざすところ。2本の公開授業も授業者の先生はそれを意図していたはず。

 

会の最後にサプライズ!

なんと二瓶先生から参加者全員にオリジナル編集された詩集のプレゼント!!
書店でも売ってないそうです。

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masaki
誰もが自分の個性や才能を生かして、望む人生を自由に生きられる社会の実現を目指しています。今まで教育に携わりながらコーチング、心理学、カウンセリング、占星学、学習法など、個人の成長や能力開発に関わることを学んできました。このブログで発信する情報が、自己理解や他者理解を深めるきっかけの1つになれば幸いです。
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